「子育ての成功」と聞くと何だと考えますか?
立派に自立した社会人になったとか、結婚して家庭を築いているとか、”大人目線”では価値観の数だけ答えはさまざまかもしれません。
ですが、”子供目線”では意外とシンプルなんじゃないかなと思いました。
『愛してくれたか』どうか、すなわち”子供が親に愛されたと実感しているかどうか”が、子育ての成功のひとつの基準と言えることもあるかと思います(`・ω・´)✨
その場合、私にとって私の両親は、子育てを成功していると言えるし、私は母に育てられた子どもとして、嬉しかった瞬間がたくさんあります。
ということは✨それを私も子どもにしてあげられたら、子どもも嬉しいし、愛されていることを
実感できるんじゃないかなと思いました😊
なので、今日は母にされて嬉しかったこと5つをお話ししたいと思います。
1.いつも笑顔だったこと
私が度を超えたことをするともちろん叱られましたが、母が子どもに対して感情的になったり、イライラしているところは見たことがなかったんです。いつも笑っていて、元気で逞しかったです。
私は、「犯罪者にならなければ、何になってもいいから、お母さんのこと楽しませてね」と言われて育ってきたんですが、母は、私が何をしても、しなくても、いつも私を見て楽しそうでいてくれました。
母が笑顔だと、それだけで嬉しかったし、家庭は明るくなって、大きな幸せに包まれていたように思います😊
我が子を見ていても、ママの顔を良くチェックしているのがわかります。長女は安心するからなのか、眠い時、ボーッとしながらママを見ていることがあります。
私が笑うと、子どもたちみんな、もっと嬉しくなって最高の笑顔を見せてくれます。
よく親から子への愛は無償で無限大だと言いますが、子どもから親への愛もまた、無条件で無限大だなぁと感じます😊
ママが思っているよりもっと、子どもはママが大好きなんですよね☺️
そうやってママが認識してくれてこそ、すべてのことが上手くまわると体感しています。
2.肯定しつつも良い方へ導いてくれたこと
私は母と喋る時間が好きです。
好き・嫌いが似ているからか、共感の嵐なので、盛り上がってしまうんです😂
それだけではなく、共感して、肯定してくれつつも、新しい目線を与えてくれて、
私は肩の荷が下りたり、悪く考えなくて良かったんだなと反省できたり、
消化できていなかったことも、母に話して笑ってもらってスッキリしたり、大切なことを確かめることができたり。
なんでも話せる友達のような親子でしたが、悩みを相談するということはあまりしなかったのは、
母に会うと悩みが悩みでなくなり、「私にはお母さんがいるからいっか!」と悩んでいたことを忘れてしまう、そんなことが起きていたからだと思います。
私も子供たちにとって、辛い時、本当のことを言えなかったとしても、いるだけで癒せるような、いてくれるだけで悩みが悩みでなくなってしまう、そんなお母さんになりたいです!
3.かけつけてくれること
母はなにかとフットワークが軽かったです。
私が具合が悪くなれば、すぐに迎えに来てくれたし、いつも電話もすぐに出でくれました。なんなら、私の34歳で切迫早産した最近までも、飛行機で飛んできてくれました。
何気ないことから、大きく犠牲を払わねばならないことまで、「いつも最優先にしてくれるところ」に、自分は大事な存在なんだということが伝わってきます。
でも、大切な存在ってひとつではないですよね。私にも兄がいたし、我が子も3人きょうだいです。
3人きょうだいを育てていると、どうしても、手が足りないから、すぐにかけつけてあげたくても、反応してあげたくても、ひとりずつを最優先にしてあげたくても、出来ない状況が出てきてしまいます。寂しい思いをさせていないかすごく気にかけています。
母は、兄のことも、同じように最優先にしていたと思うのですが、私は寂しかった覚えはなく、自分が愛されていると十分確信していました。
“兄より”愛されていたとか、何かと比べてとかではなく、母と私、一対一の愛の関係の話で、満足していたのかなと思います。
私も、3人きょうだいのママではありますが、ひとりずつの、”きみだけのママ”を3人分!がんばりたいと思います😊
4.信頼してくれること
大人になってから聞けたことですが、母は、「この人についていけば楽しいことがある」と思いながら私を育ててくれたようです。
だからなのか、私がやりたいと言ったことはよくやらせてくれましたし、なにか制限されることもありませんでした。
思い返しても、なにかと振り回してきたことだらけで、音楽の専門学校の4年制へ進みたいと言った時が、母にとって経済的にも最大の試練だったと聞きますが、今となっては、もちろん感謝と、申し訳ない心でいっぱいでもあります😓
そんなに母を追い詰めていての進学だったとは気付けていなかったからです。本当に全力で、やれることは全てを尽くしてやってくれました。
そして、私がクリスチャンになった時のことです。日本では、多くの家庭では、子供が上京して、宗教に誘われて入ったなんて、1番絶望することじゃないですか😂💦?
母も最初は、「うわー、親元離れてからの宗教キター!」と、あるあるな感じで、ひとまず受け止めていたそうなんですが、
私が聖書を学んで最高に面白かったことや、人生の根本の問題が解かれていったこと、教えてくれた牧師先生の生き方の美しさなどなど、
いろんな話を私が母に話していたら、
「あなたが東京で音楽だけを一生懸命に頑張っていることを知っているから、その先に聖書や神様がいたなら、本物なんだと思う」と言ってくれました🥹
そして、あれよという間に、母も一緒に聖書を学んで、母自身もクリスチャンになりました。
今では、「あなたについていって、こんなに最高の世界(信仰の世界)に来れた、やっぱりお母さんの感じてたことは合ってた♪」と言ってくれ、音楽専門学校時代のことも、心の面で黒字にできました🤣
こうなったことは神様に本当に感謝していますし、難しい状況でも、子どもを信頼してくれた母の精神に頭が上がりません。
どこか、母は天然で?”子どもは神様からの預かりもの”、”自分を最高に導いてくれる最高のプレゼント”と、思ってくれていたから、最後の最後で、子どもを通して、自分の宝もつかめたのかもしれません!
神様と、出会わせてあげることができて、私も最高に嬉しかったです🥹🩷
5.憧れの存在でいてくれたこと
母は、いつでも明るくて、
たくましくて、
全くくよくよしなくて、
否定的な言葉は口にしなくて、
どんなことも楽しく取り組んでいて、
人を安心させたり、笑わせたり、
周りの人を大切に、愛情深く接していて、
仕事もきっちりできて、
早起きも得意で、
時間もちゃんと守れて、
字も料理も上手で、
兄や私の同級生からも人気で、、、、etc
とにかく!人生をとても実のあるように、
素敵に生きていました。(います)
私の幼い頃の将来の夢は、職業で言えば漫画家や音楽家でしたが、
“生き方”としては、母のような人生の生き方をしたい、母のような母になりたいと子どもの時からずっと1番に、潜在的に思ってきたことだと思います。
母の人生観が好きでした。
それは、
人生は、大変なことや頑張らないといけないことはいっぱいあるけれど、
根本的には、とても明るくて、
楽しいこともいっぱいで、
愛が溢れているし、
希望に満ちていると
感じられるからでした。
大人になるにつれ、自分がクリスチャンになって、(母もクリスチャンになって、)
クリスチャンの人と結婚してようやく、親離れ、子離れをし、母のダメなところも認識もしつつ笑
フラットにひとりの人として母を見れるようになっても、
やっぱり、母の生き方が好きだし、そんな母に育てられたことは最高のことだったと感じています。
「全ての人たちが、うちの母に育てられたらいいのに!」と、そんなわけがないと思いつつも、半ば本気で思っています😂
そして、子どもたちにとって母のような存在になれたら、こどもたちは私のように、”最高に幸せなこども”になれるんじゃないかなぁと願っております☺️
また、私自身も、人生にワクワクして、全てが明るかった子ども時代を、子どもたちと一緒に、また1周経験できるなんて、すっごく幸せなことです😊
あの時もらった、たくさんの嬉しさや楽しさ、今と未来にワクワクした気持ち、周りの人を大切にしたい気持ちを、
こどもたちにめいいっぱい伝授していけたら、私の母としての努めは、なかなかのものになるなのではないでしょうか!
以上、母にされて嬉しかったことであり、私の子育ての成功について思うことでした😊
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